【助成報告】實川風・中村芙悠子さん、ソウル国際音楽祭Fringe Concert派遣(韓国)
2013年6月17日月曜日
5月22日、韓国のソウル国際音楽祭の関連企画「Fringe Concert」に、實川風さん(第3回優秀賞)と中村芙悠子さん(第4回優秀賞)を派遣しました。お二人の感想と写真とともにレポートいたします。
<實川風さん>
5月22日にソウルにて中村芙悠子さんと共に、ソウル国際音楽祭Fringe Concertに出演させていただきました。
音楽祭内の一イベントであるこのコンサートは、韓国の音楽を学ぶ子供や室内楽のグループが参加するコンサートで、福田専務理事と音楽祭を取り仕切っているGarden Seoさんの交流で、急遽4月に日本からも派遣をすることが決定したそうです。
今回、高校時代からの同門の同級生で、韓国総合芸術学校に留学中の朴琴香(ぼくことか)さんが、会場と大学がすぐそばだということで、案内をしてくれました。韓国総合芸術学校はソウルアーツセンターという巨大な施設の中にあるのですが、アーツセンターの広い敷地内には大学のほかに、オペラハウス、小劇場、大ホール、小ホール、美術館、伝統音楽学校、レストラン、カフェ、楽譜売り場、舞踊(バレエ)学校、などが集まっています。景観は一つの街のように統一されていて、韓国の文化への並々ならぬ力の入れようが伝わってきます。朴さんのおかげで、ピアノ科学生の練習室まで見ることができました。
Fringe Concertは、アーツセンターのそばにあるソウルバロックチェンバーホールで行われました。韓国の子供やその親御さんが集まり、外国人としての視線も少し感じる中、「よく知らない日本の人が15分ピアノを弾いていった」という風になって帰りたくはないなと思い、ガイドブックで覚えたての韓国語で舞台から簡単に挨拶をしてみました。そこで空気が和んだおかげか(?)、短い時間でしたが、こちらもいつも以上に会場と空気を共有することを楽しみながら演奏ができました。
今回韓国の音楽祭に参加させていただいて、西洋の音楽でつながるアジアの国同士、という感覚が自分の中に生まれました。オーケストラの公演で、自分が感動したタイミングで韓国の聴衆が熱狂していたときも(日本では見たことないくらい盛り上がります)、なんとも言えず嬉しい気分でした。大変貴重な交流経験ができました。ありがとうございました。
<中村芙悠子さん>
5月20日から23日までソウル国際音楽祭に参加するために韓国へ行ってきました。
コンサートに出演するだけでなくチェンバーオーケストラのコンサートにも招待して頂き充実した4日間を過ごすことができ、このような機会を与えて頂きありがとうございました。
私達の演奏したコンサートは出演者がみな若く、日本からの急な年長の参加者という立場の難さもありましたが無事演奏を終えることができホッとしております。
韓国の若いピアニストたちとその家族の熱気を感じる事もでき、演奏後には声をかけて下さった方々と一緒に写真を撮ったり楽しく交流することができました。
リハーサルの時間や練習室については韓国の担当の方と連絡がなかなか取れず大変なこともありましたが海外ならではのことですし、このような事も良い経験となりました。
また現在ソウルで勉強をしている實川さんの元同級生にソウル音楽大学、美術館やコンート会場などが入っているソウルアートセンターを案内して頂き現在の韓国の音楽環境に少し触れることもでき日本との違いについてあらためて考える機会を持つこともできました。
この経験を今後の演奏活動に生かせるようにできるようにと思っております。
<實川風さん>
5月22日にソウルにて中村芙悠子さんと共に、ソウル国際音楽祭Fringe Concertに出演させていただきました。
音楽祭内の一イベントであるこのコンサートは、韓国の音楽を学ぶ子供や室内楽のグループが参加するコンサートで、福田専務理事と音楽祭を取り仕切っているGarden Seoさんの交流で、急遽4月に日本からも派遣をすることが決定したそうです。
今回、高校時代からの同門の同級生で、韓国総合芸術学校に留学中の朴琴香(ぼくことか)さんが、会場と大学がすぐそばだということで、案内をしてくれました。韓国総合芸術学校はソウルアーツセンターという巨大な施設の中にあるのですが、アーツセンターの広い敷地内には大学のほかに、オペラハウス、小劇場、大ホール、小ホール、美術館、伝統音楽学校、レストラン、カフェ、楽譜売り場、舞踊(バレエ)学校、などが集まっています。景観は一つの街のように統一されていて、韓国の文化への並々ならぬ力の入れようが伝わってきます。朴さんのおかげで、ピアノ科学生の練習室まで見ることができました。
Fringe Concertは、アーツセンターのそばにあるソウルバロックチェンバーホールで行われました。韓国の子供やその親御さんが集まり、外国人としての視線も少し感じる中、「よく知らない日本の人が15分ピアノを弾いていった」という風になって帰りたくはないなと思い、ガイドブックで覚えたての韓国語で舞台から簡単に挨拶をしてみました。そこで空気が和んだおかげか(?)、短い時間でしたが、こちらもいつも以上に会場と空気を共有することを楽しみながら演奏ができました。
今回韓国の音楽祭に参加させていただいて、西洋の音楽でつながるアジアの国同士、という感覚が自分の中に生まれました。オーケストラの公演で、自分が感動したタイミングで韓国の聴衆が熱狂していたときも(日本では見たことないくらい盛り上がります)、なんとも言えず嬉しい気分でした。大変貴重な交流経験ができました。ありがとうございました。
<中村芙悠子さん>
5月20日から23日までソウル国際音楽祭に参加するために韓国へ行ってきました。
コンサートに出演するだけでなくチェンバーオーケストラのコンサートにも招待して頂き充実した4日間を過ごすことができ、このような機会を与えて頂きありがとうございました。
私達の演奏したコンサートは出演者がみな若く、日本からの急な年長の参加者という立場の難さもありましたが無事演奏を終えることができホッとしております。
韓国の若いピアニストたちとその家族の熱気を感じる事もでき、演奏後には声をかけて下さった方々と一緒に写真を撮ったり楽しく交流することができました。
リハーサルの時間や練習室については韓国の担当の方と連絡がなかなか取れず大変なこともありましたが海外ならではのことですし、このような事も良い経験となりました。
また現在ソウルで勉強をしている實川さんの元同級生にソウル音楽大学、美術館やコンート会場などが入っているソウルアートセンターを案内して頂き現在の韓国の音楽環境に少し触れることもでき日本との違いについてあらためて考える機会を持つこともできました。
この経験を今後の演奏活動に生かせるようにできるようにと思っております。