【助成報告】古海行子さん(2015福田靖子賞)アメリカ・オレンジカウンティでの演奏旅行

2017年12月23日土曜日

公益財団法人福田靖子賞基金の助成により、古海行子さん(2015福田靖子賞選考会第1位)が、アメリカのオレンジカウンティでソロやコンチェルトを演奏し、テレビのインタビュー等を受けました。サポートは、現地在住のハンダ里加先生(ピティナ正会員)。古海行子さんからのレポートをお伝えします。
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11月上旬から10日間ほど、演奏会のためアメリカのオレンジカウンティ(OC)に滞在しました。演奏機会を作ってくださったハンダ里加先生をはじめ、指揮者のValerieさん、コンサートマスターでホストファミリーだったRogerさんなどたくさんの方々に現地で助けていただき、素晴らしい経験となりました。ありがとうございました。

到着した翌日にテレビのインタビューとオーケストラとのリハーサルがあり、2日空いてソロコンサート、その翌日にコンチェルトコンサート、というスケジュールでした。

テレビインタビューでは、事前に自分の言いたいことを準備していったものの、生放送でしかも通訳はなし、何を聞かれるかもわからない!という状況だったので、この上なく緊張しました!

テレビのインタビューの様子


リハーサルやコンサートではハンダ先生が優しくサポートしてくださり、何も不自由なく安心して演奏することができました。
リハーサルの様子
中には90歳のヴィオラのおじいちゃんもいらっしゃいました!


今回共演させていただいたglobal harmony symphonyは、他に音楽以外の仕事をされている方や、もう仕事を引退された方などが多かったのですが、上手くいくかいかないか等は皆さん全然気にしていなくて、ただ心から音楽が好きだから弾いているという空気が伝わってきて、一緒に演奏していてすごく純粋な気持ちになりました。

また聴衆の方々も本当に暖かい空気で聴いてくださり、自分の演奏を聴いて喜んでもらえることが一番の幸せだと改めて思いました。

予定のない日にはビーチ、ビバリーヒルズ、メキシコタウン、ショッピングモール、ディズニーランドなどあちこちに連れて行っていただき、音楽以外の面でもとても充実した日々でした。

メキシコタウンの出店


今回の滞在では周りの方々の優しさ、温かさを身に染みて感じました。こんなに暖かく迎え入れてくださり、大好きな音楽を皆さんと共有することができ、本当に幸せな時間でした。

たくさんのサポートをしてくださったハンダ先生をはじめOCの方々、そしてこのような演奏機会をくださり助成してくださった福田靖子賞基金様に改めて心より感謝申し上げます。ありがとうございました。

この経験を糧に、感謝の気持ちを忘れずに、より一層精進して参ります。


古海行子

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